MotoGP第7戦イタリアMoto3クラス1日目、フリー走行1とプラクティスが、イタリア、中部フィレンツェ地方のムジェロ・サーキットで開催された。路面が刻々と変化する難しいムジェロで、終盤にタイムが激しく入れ替わる接戦となったMoto3プラクティス。最終的にスコット・オグデン(KTM)がトップタイムを記録。2番手マルコ・モレッリ(KTM)、3番手がホンダ勢トップのエイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)。山中琉聖(KTM)は8番手でQ2スタート権を獲得した。

日本時間午後4時(現地時間午前9時)から35分間で開催されたフリー走行1は、気温20度、路面温度20度、湿度81%、昨夜は嵐だったため、曇りのウエットコンディションで始まった。この走行では、フェルナンデスが唯一の2分09秒台、2分09秒930を記録してトップタイムだった。2番手はジョエル・エステバン(KTM)で2分10秒169、3番手ポイントリーダーのマキシモ・キレス(KTM)2分10秒264。山中は2分13秒049で21番手、三谷然(ホンダ)は2分13秒499。ウエットから徐々に乾いてくる難しいコンディションの中、ライダー達は慎重に周回を重ねていた。

日本時間午後8時10分(現地時間午後1時10分)から35分間で開催されたプラクティスは、気温25度、路面温度30度、湿度62%、曇りのドライコンディション。僅かにウエットパッチは残る状況の中、イオン・クレジット・MTヘルメット・MSIで山中のチームメイトのハキーム・ダニシュ(KTM)が午前に続き2回目の転倒。14コーナーで激しいハイサイドだった。その後も4コーナーでエイドリアン・クルーセス(KTM)が転倒。どちらの転倒時も、イエローフラッグでラップキャンセルがあった。

このセッションでは、5周目に1分56秒393を記録したジョエル・ケルソ(ホンダ)が終盤までトップタイムだった。残り5分を切って、ルーキーのモレッリが11周目1分56秒251でケルソのタイムを更新。その後フェルナンデスが最初の1分55秒台、1分55秒963を記録。再びモレッリがフェルナンデスのタイムを更新したものの、最終13周目でスコット・オグデン(KTM)が1分55秒812を記録してトップタイムとなった。

2番手は0.036秒差でモレッリ、1分55秒848。3番手がフェルナンデス、トップとは0.151秒差だった。一時は3番手に着けた山中は12周目の記録1分56秒283で8番手。トップとは0.471秒差だった。現在ポイントリーダーのキレスは14番手。トップから14番手のキレスまでのタイム差は0.622秒差の接戦だった。三谷は7周目の記録1分58秒557で26番手。トップ10にホンダ勢は3台入った。

明日は日本時間午後3時40分(現地時間午前8時40分)から30分間のフリー走行2が行なわれ、日本時間午後7時45分(現地時間午後12時45分)からは15分間、予選15番手以下のライダーがQ2進出を争う予選Q1が開催される。三谷はQ1から参戦し、Q1トップ4までに入ればQ2へ進出。日本時間午後8時10分(現地時間午後1時10分)からはプラクティス14番手までのライダーとQ1上位4名のライダーによる予選Q2が開催される。プラクティス8番手の山中はQ2からのスタート。トップから14番手までが0.622秒差のMoto3クラス、明日の予選も僅差の戦いが予想される。

MotoGP第7戦イタリアGPプラクティス
順位 ライダー 車両 タイム セッション
1 スコット・オグデン KTM 1分55秒812 P
2 マルコ・モレッリ KTM 1分55秒848 P
3 エイドリアン・フェルナンデス ホンダ 1分55秒963 P
4 ダビド・ムニョス KTM 1分56秒056 P
5 バレンティン・ペローネ KTM 1分56秒155 P
6 ダビド・アルマンサ KTM 1分56秒195 P
7 ジョエル・エステバン KTM 1分56秒232 P
8 山中琉聖 KTM 1分56秒283 P
9 ヴェダ・プラタマ ホンダ 1分56秒305 P
10 ヘスス・リオス ホンダ 1分56秒341 P
26 三谷然 ホンダ 1分58秒557 P