6月5日(金)にベルギー、東部にあるスパ・フランコルシャンでFIM EWC(世界耐久ロードレース選手権)第2戦、スパ8時間耐久が行なわれた。BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM(BMW)がポールポジションを獲得した。2番手YART Yamaha Official EWC Team(ヤマハ)、3番手は昨年スパで優勝しているF.C.C. TSR Honda France(ホンダ)。トップ3のタイム差は0.687秒だった。
4番手Yoshimura SERT Motul(スズキ)、5番手Kawasaki Webike Trickstar(カワサキ)。AutoRace Ube Racing Team(BMW)は7番手。EWCクラス上位はブリヂストンタイヤ勢が占めた。SSTクラスでは、Team Etoile(BMW)が予選5番手。
同じ8時間耐久でも、第3戦の鈴鹿とは日程が異なり、金曜に予選、土曜が決勝という二日間の開催となる。日本時間午後4時(現地時間午前9時)から2時間の予定で始まったフリー走行は、スパウェザーと呼ばれる特有な雨が降ったり止んだりの難しいコンディション。セーフティーカー1回、赤旗中断2回で、約1時間半となり2度目の赤旗で走行は終了した。トップはYART(カレル・ハニカ/マービン・フリッツ/レアンドロ・メルカド)、2番手Yoshimura(グレッグ・ブラック/エティエンヌ・マッソン/ダン・リンフット/渥美心)、3番手Elf Marc VDS Racing Team/KM99(ヤマハ、ボ・ベンスナイダー/フロリアン・マリノ/ランディー・ドゥ・プニエ)。TSR(アラン・テシェ/コレンティン・ペロラリ/ジョン・マカフィー)は5番手、Auto Race Ube(シルバン・ギュントーリ/浦本修充/ハンス・スーマー)は7番手、KWT(ロマン・ラモス/グレゴリー・ルブラン/ローマン・ラモス)は11番手。エンジンブローに見舞われたEtoile(大久保光/伊藤元治/鳥羽海渡/豊島怜)は総合23番手、SSTクラス9番手だった。
予選は1回目、2回目の2セッション。各チーム3名のライダーが青・黄・赤の腕章色別に20分間走行。速い2名のライダーの平均で決勝グリッドが決まる。
予選1回目は日本時間午後8時35分(現地時間午後1時35分)から始まり、全てのセッションでBMWがトップタイムを記録。難しいコンディションの中、多重クラッシュによる赤旗中断もあった。Auto Race Ubeは黄腕章で浦本が2分21秒279の7番手タイムを記録し、チームも7番手。Etoileは青腕章の大久保が総合11番手、クラス2番手。黄腕章の伊藤はタイヤ温存のためニュータイヤを使わず2分25秒916で総合23番手、クラス10番手。赤腕章の鳥羽が2分23秒020で総合13番手クラス3番手。チームは総合15番手、クラス4番手。Dafy-Kaedear-RAC41-Honda(ホンダ)の石塚健は2分24秒337で総合17番手、SSTクラス5番手。
予選2回目は1回目で起こった赤旗中断などの影響で、予定より35分遅れ、日本時間深夜0時10分(現地時間午後5時10分)からスタートした。青腕章セッションは雨でタイム更新なし。路面が乾いた黄腕章では、Auto Race Ube浦本が2分20秒747までタイムを縮めて5番手に浮上。赤腕章ではAuto Race UbeのH.スーマーが2分19秒640でBMWに次ぐ2番手タイムをマークした。Etoileの大久保は悪天候で計測なく、伊藤は2分27秒975で総合22番手、クラス11番手。鳥羽は2分23秒606で総合10番手、クラス2番手。石塚は2回目予選で2分24秒833を記録、総合17番手、クラス8番手をマークした。
2回の予選を終えて、総合ではBMWがポールポジション。2番手YART、3番手TSR、4番手Yoshimura、5番手KWT、6番手Elf Marc、7番手Auto Race Ube、ブリヂストン勢が上位グリッドを独占した。Etoileは大久保と鳥羽のタイムで予選は総合17番手、クラス5番手となった。
6月6日(土)は日本時間午後4時(現地時間午前9時)から30分間ウオームアップ走行が行なわれ、決勝は日本時間午後8時(現地時間午後1時)に始まる。耐久レース特有のルマン式スタートで幕を開ける。