SBK(スーパーバイク世界選手権)第7戦エミリア・ロマーニャラウンドは、イタリアのミサノ・インターナショナルサーキット・マルコ・シモンチェリで2日目のレース1が開催された。

SBKレース1
SBKのレース1は気温30度、路面温度52度のドライコンディションの下、21周で争われた。

好スタートを切ったのは2番グリッドからスタートしたイケル・レクオナ(ドゥカティ)。ポールポジションのニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)が1コーナーで抜きにかかるが、レクオナが抑える。しかし、8コーナーの進入でブレガがレクオナをインからパスしてトップに浮上する。

2周目にはトップを争う二人が3番手以下に約1秒のリードを取ってトップ争いを展開。その後、5周目にニューレコードとなるファステストラップを記録したブレガが、レクオナとの差を広げ始め、レース中盤の10周目には約3秒7と差をつけるとトップを独走。2位のレクオナに6秒117の大差をつけて優勝。開幕19連勝を達成した。

レクオナは単独2番手で周回を重ね2位に入賞。スタートで3番手に上がり、レース序盤から4番手以下にリードを取っていたヤリ・モンテッラ(ドゥカティ)が3位に入賞し、ドゥカティがホームレースのミサノで表彰台を独占した。

7周目に4番手に浮上したアクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ)が4位に入賞。
今シーズン続いてきたドゥカティのフロントロウ独占を崩し、3番グリッドからスタートしたアレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ)は1周目5番手から5周目に4番手に浮上するも、7周目にバッサーニに交わされて5番手に後退。終盤はバッサーニに離され、単独5位でチェッカーを受けた。

6位にアルベルト・スーラ(ドゥカティ)、7位にアンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)、8位にミゲール・オリベイラ(BMW)、9位にアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、10位にステファノ・マンジ(ヤマハ)が入賞。

タラン・マッケンジー(ドゥカティ)はFP3での危険なライディングでロングラップペナルティを科せられ、入賞圏外まで後退したが、挽回して11位に入賞。チャビ・ビエルへ(ヤマハ)が12位、トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ)が13位に入賞。ギャレット・ガーロフ(カワサキ)は最後尾グリッドから追い上げて14位に入賞。ソムキャット・チャントラ(ホンダ)は15位入賞。

バハティン・ソフォグル(ヤマハ)が16位、マッティア・ラト(ヤマハ)が17位でゴール。

マイケル・ファン・デル・マーク(BMW)はマシントラブルで20周目にスローダウンしリタイア。レミー・ガードナー(ヤマハ)は19周目の8コーナーで転倒リタイア、ライアン・ビッカーズ(ホンダ)は3周目の14コーナーで転倒、再スタートしたが、10周を回ってピットに戻りリタイア。

サム・ロウズ(ドゥカティ)は6周目の6コーナーで転倒リタイア、ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ)は5周目の5コーナーで転倒リタイアに終わった。

SSPレース1
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース1は気温30度、路面温度52度のコンディションの下、18周で争われた。

2番グリッドからスタートしたアルベルト・アレナス(ヤマハ)がレースをリード、ポールスタートのジャン・オンジュ(ヤマハ)、3番グリッドスタートのバレンティン・デビス(ZXMOTO)がトップ争いを展開する。

3周目にオンジュが、6周目にはデビスがトップに出るが、7周目にアレナスが再びトップに浮上すると、中盤以降のレースを引っ張る。

中盤すぎの11周目付近からオンジュがトップ争いから遅れ始め、アレナスとデビスの一騎打ちに。最終ラップの11コーナーでデビスがアレナスのスリップから抜け出しトップに浮上。アレナスも最終コーナーの進入で勝負をしかけるが、クロスラインでデビスが前に出て、トップでチェッカーを受け、シーズン6勝目を記録。0秒107差の2位でアレナスがチェッカーを受けた。

トップ争いから遅れた後、オンジュは3番手をキープし、3位でゴール。4位にトム・ブース-アモス(トライアンフ)が続き、最終ラップの最終コーナーでブース-アモスに仕掛けたジャウメ・マシア(ドゥカティ)は立ち上がりで接触して転倒してしまった。

31番グリッドからスタートした岡本裕生(ヤマハ)は1周目を26番手で通過、その後もポジションを挽回し、20位でチェッカーを受けた。

SPBレース1
SPB(スポーツバイク世界選手権)のレース1は気温29度、路面温度50度のドライコンディションの下、12周で争われた。

スタートからゴールまで接戦のトップ争いを展開。コントロールライン上では常にトップをキープしていたブルーノ・イエラチ(トライアンフ)がレースをリードするが、ポールスタートのダビド・サルバドール(カワサキ)が残り2周のコントロールラインをトップで通過。しかし、最終ラップにイエラチがトップを奪回し、SPB初優勝を達成。

0秒555差の2位にワイルドカード参戦のフィリッポ・ビアンキ(アプリリア)が続きSPB初表彰台を獲得。2位と0秒077差の3位にカーター・トンプソン(ヤマハ)が入賞した。サルバドールは4位でゴールした。

FIM WCRレース1
FIM WCR(ウーマンズ・レーシング世界選手権)のレース1は気温28度、路面温度47度のドライコンディションの下、12周で争われた。

2番グリッドからスタートしたマリア・エレーラ(ヤマハ)がレースをリード。2番手に続いたビアトリス・ネイラ(ヤマハ)と共に3番手以下に大きな差をつけてトップ争いを展開する。エレーラは最後までポジションを守り、今シーズン4勝目を記録。0秒125差の2位にネイラが続いた。

3番手争いは5人のライダーが最終ラップまで接戦を展開し、ムクラダ・サラプーチ(ヤマハ)が3位でチェッカーを受けたが、黄旗区間で追い越しによりレースタイムにプラス3秒のペナルティを受け、7位となり、4位でチェッカーを受けたクロエ・ジョーンズ(ヤマハ)が繰り上がって3位入賞となった。

SBK第7戦エミリア・ロマーニャ SBK決勝レース1 リザルト(21周)

1 ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ) 32分40秒418
2 イケル・レクオナ(ドゥカティ) 6秒117
3 ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ) 13秒823
4 アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ) 17秒626
5 アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ) 20秒746
6 アルベルト・スーラ(ドゥカティ) 24秒702
7 アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) 26秒442
8 ミゲール・オリベイラ(BMW) 27秒847
9 アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ) 29秒285
10 ステファノ・マンジ(ヤマハ) 30秒448
11 タラン・マッケンジー(ドゥカティ) 30秒882
12 チャビ・ビエルへ(ヤマハ) 33秒185
13 トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ) 36秒540
14 ギャレット・ガーロフ(カワサキ) 36秒602
15 ソムキャット・チャントラ(ホンダ) 44秒842
16 バハティン・ソフォグル(ヤマハ) 49秒544
17 マッティア・ラト(ヤマハ) 1分11秒157
RET マイケル・ファン・デル・マーク(BMW) 2周遅れ
RET レミー・ガードナー(ヤマハ) 3周遅れ
RET ライアン・ビッカーズ(ホンダ) 11周遅れ
RET サム・ロウズ(ドゥカティ) 16周遅れ
RET ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ) 17周遅れ