SBK(スーパーバイク世界選手権)第11戦ポルトガルラウンドは、ポルトガルのエストリルサーキットでレース2が開催された。
SBKレース2
SBKのレース2は気温20度、路面温度33度のドライコンディションの下、21周で争われた。
イケル・レクオナ(ドゥカティ)がトップに立つが、1周目をトップで戻って来たのはニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)。ブレガとレクオナは2周目には3番手以下に約2秒差をつけて、トップ争いを展開。
3周目にファステストラップを記録したブレガはレクオナを引き離し始め、8周目には約1秒半差をつけてトップを独走。残り1周の段階でその差を約5秒まで開き、そのままトップでチェッカーを受け、ポルトガルラウンドでシーズン9回目のハットトリックを達成した。
4秒888差の2位にレクオナが続き、レース1、スーパーポールレース、レース2とドゥカティファクトリーがワンツーフィニッシュを達成。
スーラは3周目に3番手に上がり、ポジションをキープしていたが、レース中盤に追い上げてきたアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が背後に迫ると、13周目にバウティスタがスーラを交わして3番手に浮上。バウティスタは16周目まで3番手をキープしていたが、17周目の1コーナーで転倒を喫し、3番手に浮上したスーラがそのまま3位に入賞した。
4位にヤリ・モンテッラ(ドゥカティ)が入賞し、インディペンデントライダーのタイトルを獲得。5位にアクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ)が続き、追い上げたロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ)が6位に入賞した。
ギャレット・ガーロフ(カワサキ)とミゲール・オリベイラ(BMW)が7番手を争い、ガーロフが7位に入賞。0秒652差の8位にオリベイラが続いた。チャビ・ビエルへ(ヤマハ)がジェイク・ディクソン(ホンダ)とのバトルを制して9位に入賞。0秒312差の10位にディクソンが入賞した。
11位にトーマス・ブライドウェル(ドゥカティ)、12位にレミー・ガードナー(ヤマハ)、13位にソムキャット・チャントラ(ホンダ)、14位にステファノ・マンジ(ヤマハ)、15位にサム・ロウズ(ドゥカティ)が入賞。
ダニロ・ペトルッチ(BMW)が16位、マッティア・ラト(ヤマハ)が17位、トワン・スミッツ(ヤマハ)が18位でチェッカーを受け、バウティスタは転倒リタイア、ロリス・バズ(ドゥカティ)は17周目の3コーナーで転倒リタイア、アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ)は7番手走行中の16周目の4コーナーで転倒リタイア、アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)はマシントラブルによりピットイン、一度はコース復帰したが、2回目のピットインでリタイアとなった。
SSPレース2
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース2は気温20度、路面温度33度のドライコンディションの下、18周の予定でスタートを切ったが、トップグループが9周目に差し掛かったところで転倒による路面コンディションの問題のため赤旗中断となり、6周で再スタートが切られた。
再スタートレースは気温20度、路面温度32度のドライコンディションの下、6周の超スプリントで争われ、4周目にトップに立ったジェレミー・アルコバ(カワサキ)が優勝した。0秒378差の2位にフィリッポ・ファリオーリ(ヤマハ)が入賞し、SSPベストリザルトを獲得。3位にバレンティン・デビス(ZXMOTO)が入賞した。
岡本裕生(ヤマハ)は赤旗中断時点で22位、再スタートレースでは22番グリッドから追い上げ、16位でチェッカーを受けた。土曜日のレース1でチャンピオンを確定させたアルベルト・アレナス(ヤマハ)は最初のレースのスタート直後の1コーナーでマシントラブルでストップ、リタイアとなった。
ヤマハR3レース2
ヤマハR3 bLU cRUワールドカップのレース2は気温19度、路面温度30度のドライコンディションの下、10周で争われた。チャンピオン争いの決着をつける今シーズンの最終レースは、スタート前に雨が落ち始め、ホワイトフラッグが掲示されたが、レースはドライで進行。
スタートからゴールまで大きな集団での接戦が繰り広げられ、12人のライダーがトップグループを争い、クリストファー・クラークが優勝し、シーズン2勝目を記録。0秒048差の2位にエマニュエル・パストーレ、2位と0秒073差の3位にエイモン・ボケネグラが入賞した。
竹本倫太郎は5位でチェッカーを受けたが、最終ラップのホームストレート上での危険走行のペナルティで1ポジション降格となり、6位。ポイントリーダーとして最終レースに臨んだ髙平理智は序盤はトップを争ったが、チャンピオン争いのライバルがチャーリー・メンデス転倒を喫した後は、トップ争いの後ろで周回を重ね、7位でゴール。岡田陽大は8位に入賞した。
髙平が2026年ヤマハR3 bLU cRUワールドカップのチャンピオンを獲得。髙平とタイトルを争っていたメンデスは2周目の7コーナーで転倒、再スタートしたが21位に終わり、13ポイント差のランキング2位となった。竹本はランキング8位、岡田はランキング10位でシーズンを終えた。
SBK第11戦ポルトガル SBK レース2 リザルト(21周)
| 1 | ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ) | 33分28秒170 |
| 2 | イケル・レクオナ(ドゥカティ) | 4秒888 |
| 3 | アルベルト・スーラ(ドゥカティ) | 16秒073 |
| 4 | ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ) | 18秒153 |
| 5 | アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ) | 21秒430 |
| 6 | ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ) | 22秒894 |
| 7 | ギャレット・ガーロフ(カワサキ) | 25秒584 |
| 8 | ミゲール・オリベイラ(BMW) | 26秒236 |
| 9 | チャビ・ビエルへ(ヤマハ) | 31秒680 |
| 10 | ジェイク・ディクソン(ホンダ) | 31秒992 |
| 11 | トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ) | 32秒492 |
| 12 | レミー・ガードナー(ヤマハ) | 33秒237 |
| 13 | ソムキャット・チャントラ(ホンダ) | 33秒270 |
| 14 | ステファノ・マンジ(ヤマハ) | 36秒753 |
| 15 | サム・ロウズ(ドゥカティ) | 39秒486 |
| 16 | ダニロ・ペトルッチ(BMW) | 44秒431 |
| 17 | マッティア・ラト(ヤマハ) | 44秒602 |
| 18 | トワン・スミッツ(ヤマハ) | 1分00秒461 |
| RET | アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ) | 5周遅れ |
| RET | ロリス・バズ(ドゥカティ) | 5周遅れ |
| RET | アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ) | 6周遅れ |
| RET | アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) | 14周遅れ |