SBK(スーパーバイク世界選手権)第2戦ポルトガルラウンドは、ポルトガルのポルティマオ(アウトドローモ・インターナショナル・ド・アルガルベ)でレース2が開催された。
SBKレース2
SBKのレース2は気温22度、路面温度40度のドライコンディションの下、20周で争われた。
ポールからニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)が好スタートでトップに立ち、4番グリッドからアレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ)が2番手に浮上する。
ブレガは2周目には2番手以下に約コンマ5秒、6周目には約1秒と周回ごとにリードを広げ、中盤すぎの13周目には約2秒とリードを広げると、そのまま独走で優勝。ポルトガルラウンド3レースでポールtoウインのハットトリックを達成し、開幕戦オーストラリアラウンドに続いて、2戦連続のハットトリックと、パーフェクトなレースを展開した。
2周目にアレックス・ロウズを交わして、ミゲール・オリベイラ(BMW)が2番手に浮上し、3周目にはイケル・レクオナ(ドゥカティ)もアレックス・ロウズを交わして3番手に上り、2番手争いを展開。4周目にはレクオナがオリベイラを交わして2番手に浮上し、トップのブレガを追ったが、その差を縮めることができなかった。レクオナは5周目以降はオリベイラとの差を広げ、単独2番手をキープ。そのまま2位でチェッカーを受け、ドゥカティが3レース連続でワンツーフィニッシュを達成。
オリベイラは中盤すぎからアレックス・ロウズのプッシュを受けたものの、逃げ切って3レース連続表彰台を獲得。アレックス・ロウズがオリベイラに0秒169の4位に入賞した。
4周目以降、5番手をキープしたサム・ロウズ(ドゥカティ)は終盤は単独走行となったが、そのままポジションをキープして5位に入賞。中盤すぎから、ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ)、ダニロ・ペトルッチ(BMW)、アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ)の3人による6番手争いの接戦が展開され、バルダサーリが残り4周でバッサーニを交わして6位に入賞、ペトルッチも残り2周でバッサーニを交わし7位に入賞、バッサーニが8位に入賞した。
レース中盤からアンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)、レミー・ガードナー(ヤマハ)、ギャレット・ガーロフ(カワサキ)の3人が9番手争いの接戦を展開。ロカテッリが9位、ガードナーが10位に入賞。ガーロフは最終ラップの15コーナーで転倒を喫しリタイアに終わった。
ステファノ・マンジ(ヤマハ)が11位、ジョナサン・レイ(ホンダ)が12位、トミー・ブライドウェル(ドゥカティ)が13位に入賞。チャビ・ビエルへ(ヤマハ)は7番手走行中の4周目の5コーナーで転倒、再スタートして14位に入賞。ソムキャット・チャントラ(ホンダ)は15位に入賞し、SBK初ポイントを獲得した。
ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ)は4周目の5コーナーで転倒、再スタートし14周を回ったものの、完走扱いとはならなかった。マッティア・ラト(ヤマハ)は16周目の4コーナーで転倒リタイア、アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)は10周目の5コーナーで転倒リタイア、タラン・マッケンジー(ドゥカティ)は9周目の13コーナーで転倒リタイア、バハティン・ソフォグル(ヤマハ)は7周目の5コーナーで転倒リタイア、アルベルト・スーラ(ドゥカティ)は6周目の13コーナーで転倒リタイア。
SSPレース2
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース2は気温22度、路面温度41度のドライコンディションの下、17周で争われた。
1周目をトップで通過したのはルーカス・マヒアス(ヤマハ)だったが、2周目にバレンティン・デビス(ZXMOTO)がマヒアスを交わしてトップに浮上。デビスとマヒアスが接戦のトップ争いを展開しながら周回を重ねていく。その後方の3番手をアルベルト・アレナス(ヤマハ)とロベルト・ガルシア(ヤマハ)が争うが、トップの2台と3番手争いの2台の間には1秒前後のギャップがあった。
レース終盤の14周目あたりからトップグループに3番手争いが追いつき、15周目にはトップを走っていたデビスがラインを外して後退。これで4人のトップ争いとなる。デビスは翌周のストレートエンドではトップの座を奪い返すが、終盤になって5人が接戦を展開する。
アレナス、マヒアス、ガルシアがバトルを展開する間に、デビスがわずかにリードを広げでトップでチェッカーを受け、ダブルウインを達成。2番手争いは1周目8番手から追い上げたジャウメ・マシア(ドゥカティ)が残り2周で追いつき、次々に先行していたライダーをパスしてトップのデビスを追うが、0秒720差で2位入賞となった。最後はヤマハ勢3人の表彰台争いとなった3位争いをアルベルト・アレナス(ヤマハ)が制して3位に入賞。4位にマヒアス、5位にガルシアの順で続いた。
SPBレース2
SPB(スポーツバイク世界選手権)のレース2は気温21度、路面温度38度のドライコンディションの下、11周で争われた。
レース序盤はマッテオ・バヌッチ(アプリリア)がリードしたが、6周目にオーバーランを喫し後退。終盤には6人のライダーがトップ集団を形成し、最終ラップまで接戦を展開。ロリス・ベネマン(カワサキ)が優勝し、2位にダビド・サルバドール(カワサキ)、3位にアントニオ・トーレス(カワサキ)とカワサキ勢が表彰台を独占。上位4台を占めた。
FIM WCRレース2
FIM WCR(ウーマンズ・レーシング世界選手権)のレース2は気温20度、路面温度33度のドライコンディションの下、11周で争われた。
マリア・エレーラ(ヤマハ)がレースをリード、パオラ・ラモス(ヤマハ)とビアトリス・ネイラ(ヤマハ)が僅差で続き、序盤から終盤までこの3人が接戦のトップ争いを展開する。最終ラップにトップで入ったのはエレーラだったが、11コーナーでラモスがエレーラのインを突いてトップに浮上。そのまま今シーズン初優勝、WCR通算2勝目を記録した。
レースの大半をトップでリードしたエレーラは、0秒053の僅差で2位に入賞、ネイラが3位に入賞した。
SBK第2戦ポルトガル SBK レース2 リザルト(20周)
| 1 | ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ) | 33分32秒986 |
| 2 | イケル・レクオナ(ドゥカティ) | 1秒967 |
| 3 | ミゲール・オリベイラ(BMW) | 7秒096 |
| 4 | アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ) | 7秒265 |
| 5 | サム・ロウズ(ドゥカティ) | 10秒079 |
| 6 | ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ) | 15秒105 |
| 7 | ダニロ・ペトルッチ(BMW) | 16秒508 |
| 8 | アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ) | 17秒743 |
| 9 | アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) | 22秒139 |
| 10 | レミー・ガードナー(ヤマハ) | 22秒610 |
| 11 | ステファノ・マンジ(ヤマハ) | 26秒370 |
| 12 | ジョナサン・レイ(ホンダ) | 35秒353 |
| 13 | トミー・ブライドウェル(ドゥカティ) | 38秒560 |
| 14 | チャビ・ビエルへ(ヤマハ) | 38秒958 |
| 15 | ソムキャット・チャントラ(ホンダ) | 39秒124 |
| NC | ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ) | 6周遅れ |
| RET | ギャレット・ガーロフ(カワサキ) | 1周遅れ |
| RET | マッティア・ラト(ヤマハ) | 5周遅れ |
| RET | アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ) | 11周遅れ |
| RET | タラン・マッケンジー(ドゥカティ) | 12周遅れ |
| RET | バハティン・ソフォグル(ヤマハ) | 14周遅れ |
| RET | アルベルト・スーラ(ドゥカティ) | 15周遅れ |