SBK(スーパーバイク世界選手権)第3戦オランダラウンドは、オランダのTTサーキット・アッセンでレース2が開催された。
SBKレース2
SBKのレース2は気温10度、路面温度15度のコンディションの下、21周で争われた。
好スタートを切ったのは2番グリッドのサム・ロウズ(ドゥカティ)。イケル・レクオナ(ドゥカティ)、ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)が続くが、レクオナがサム・ロウズを交わしてトップに立ち、ブレガも続く。3周目のシケイン進入ではブレガがレクオナのインをついてトップに浮上する。
そこからブレガはレクオナを引き離して周回を重ね、7周目には約1秒、10周目には約2秒とリードを広げて独走態勢に入る。トップに立った後、ブレガは一度もポジションを譲ることなく周回を重ね、オランダラウンド3連勝、開幕から3戦連続ハットトリック(3レース制覇)を達成した。
レクオナは序盤にサム・ロウズを引き離して単独2番手で周回を重ね、ブレガから2秒724差の2位に入賞。3レースとも2位入賞を果たした。サム・ロウズも単独3番手で周回を重ね3位でゴール。ドゥカティ勢が3レース全てで表彰台を独占した。
さらに4位にアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、5位にヤリ・モンテッラ(ドゥカティ)、6位にロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ)とドゥカティ勢が続き、トップ6を独占。
7位にチャビ・ビエルへ(ヤマハ)、8位にアンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)が続き、9位にダニロ・ペトルッチ(BMW)、10位にタラン・マッケンジー(ドゥカティ)が入賞した。
アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ)が11位、ミゲール・オリベイラ(BMW)が12位、アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ)が13位、レミー・ガードナー(ヤマハ)が14位、ステファノ・マンジ(ヤマハ)が15位に入賞。
トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ)は16位、アルベルト・スーラ(ドゥカティ)は17位、ギャレット・ガーロフ(カワサキ)は18位、ジョナサン・レイ(ホンダ)は19位、バハティン・ソフォグル(ヤマハ)は20位、マッティア・ラト(ヤマハ)は21位、トワン・スミッツ(ヤマハ)は22位でチェッカーを受けた。
FP3の転倒で負傷したソムキャット・チャントラ(ホンダ)はスーパーポール以降のセッションを欠場した。
SSPレース2
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース2はSPBクラスのレース2で降った雨が路面に残り、ウォームアップラップの段階ではコースの一部がぬれた状態だったが、各ライダー、スリックタイヤをチョイスして18周の予定でスタートを切った。
12番グリッドからジャン・オンジュ(ヤマハ)がトップに立つが、1周目をトップで終えたのはアルベルト・アレナス(ヤマハ)。序盤はコースの一部の路面がぬれていたものの、周回ごとに路面コンディションは回復。
オンジュは9周目までレースをリードし4、5人のライダーがトップグループを作ってラップを重ねていく。10周目に後方から追い上げてきたフィリップ・エッテル(ドゥカティ)がトップ争いに加わり、10周目にはトップに浮上。
その後、エッテルがレースリーダーをキープするが、13周目に差し掛かった5コーナーで14番手を走っていたロベルト・ガルシア(ヤマハ)が転倒、この転倒で赤旗となり、レースは成立。エッテルがSSP初優勝を飾り、2位にアレナス、3位にオンジュが入賞。岡本裕生(ヤマハ)は27位でゴールとなった。
SPBレース2
SPB(スポーツバイク世界選手権)のレース2は気温11度、路面温度15度のドライコンディションの下、12周で争われた。
序盤から接戦のトップ争いが続き、終盤に差し掛かっても、6人のライダーがトップグループを形成して接戦を展開。ジェフリー・ブイス(スズキ)とフェレ・フリーラッカーズ(スズキ)のチームメイト同士がレースをリードしていた。最終ラップにトップで入ったのはレース1でも優勝しているブイスだったが、コース終盤で集団に飲み込まれ、トップに立ったフリーラッカーズがそのままポジションを守り、SPB初優勝を飾った。0秒097差の2位にマッテオ・バヌッチ(アプリリア)が続き、ブイスは2位と0秒113差の3位に入賞。
SPBの開幕戦ポルトガルでは4気筒のカワサキZX-6R 636がダブルウインを飾ったが、第2戦オランダでは2気筒のスズキGSX-8Rがダブルウインを達成。
FIM WCRレース2
FIM WCR(ウーマンズ・レーシング世界選手権)のレース2は気温10度、路面温度15度のドライコンディションの下、12周で争われた。レース1に続いてスタート前に雨が落ち始めるが、ディレイすることなく、スタートが切られた。雨はレース中もポツポツと落ちていたものの、路面をウエットにするほどの強さではなく、レースは続行。
ポールスタートのビアトリス・ネイラ(ヤマハ)と2番グリッドからスタートしたマリア・エレーラ(ヤマハ)が接戦のバトルを繰り広げ、最後に前に出たネイラが前戦ポルトガルのレース2に続いて優勝。0秒170差の2位にエレーラが入賞した。3位には7番グリッドからスタートし、3周目に3番手に浮上したルシー・ブデセル(ヤマハ)が単独走行のままチェッカーを受け表彰台を獲得した。
SBK第3戦オランダ SBK レース2 リザルト(21周)
| 1 | ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ) | 32分58秒347 |
| 2 | イケル・レクオナ(ドゥカティ) | 2秒724 |
| 3 | サム・ロウズ(ドゥカティ) | 5秒257 |
| 4 | アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ) | 8秒941 |
| 5 | ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ) | 9秒845 |
| 6 | ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ) | 12秒872 |
| 7 | チャビ・ビエルへ(ヤマハ) | 17秒363 |
| 8 | アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) | 18秒294 |
| 9 | ダニロ・ペトルッチ(BMW) | 19秒054 |
| 10 | タラン・マッケンジー(ドゥカティ) | 21秒924 |
| 11 | アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ) | 22秒304 |
| 12 | ミゲール・オリベイラ(BMW) | 24秒570 |
| 13 | アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ) | 25秒291 |
| 14 | レミー・ガードナー(ヤマハ) | 25秒391 |
| 15 | ステファノ・マンジ(ヤマハ) | 25秒394 |
| 16 | トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ) | 26秒979 |
| 17 | アルベルト・スーラ(ドゥカティ) | 30秒923 |
| 18 | ギャレット・ガーロフ(カワサキ) | 31秒060 |
| 19 | ジョナサン・レイ(ホンダ) | 36秒230 |
| 20 | バハティン・ソフォグル(ヤマハ) | 38秒452 |
| 21 | マッティア・ラト(ヤマハ) | 49秒397 |
| 22 | トワン・スミッツ(ヤマハ) | 56秒266 |