SBK(スーパーバイク世界選手権)第6戦アラゴンラウンドが、スペインのモーターランド・アラゴンでレース2が開催された。

SBKレース2
SBKのレース2は気温30度、路面温度49度のドライコンディションの下、18周で争われた。

ポールポジションからニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)がレースをリード。スーパーポールレースとは異なり、ブレガは序盤から逃げる展開に持ち込み、3周目には2番手のイケル・レクオナ(ドゥカティ)に約1秒3の差をつけて独走。レース中盤にはその差を約1秒6にまで広げる。

レース終盤にはレクオナがその差を縮めて来るが、ブレガは着実なマージンをキープして周回を重ね、最終ラップにはその差が1秒を切ったものの、レクオナに勝負をかけさせることなくトップでチェッカーを受け、またしてもハットトリックを達成した。

この勝利でブレガは今シーズンの開幕から18連勝を達成。2025年のエストリルラウンドのレース2以来、負けなしの22連勝目となる。

レクオナは0秒786差の2位に入賞。3位にサム・ロウズ(ドゥカティ)が続き、アラゴンラウンドの3レース全てでこの3人が同じ順位で表彰台に並んだ。

4位にアレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ)、5位にアクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ)、6位にギャレット・ガーロフ(カワサキ)とカワサキ勢の3人が続いた。アレックス・ロウズは1周目から4番手をキープ。バッサーニとガーロフはインディペンデントのドゥカティ勢に競り勝ってポジションを上げた。

7位にアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、8位にアルベルト・スーラ(ドゥカティ)、9位にトーマス・ブライドウェル(ドゥカティ)が続き、代役参戦のマイケル・ファン・デル・マーク(BMW)が10位に入賞。

タラン・マッケンジー(ドゥカティ)が11位、レミー・ガードナー(ヤマハ)が12位、アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)が13位、ステファノ・マンジ(ヤマハ)が14位、ソムキャット・チャントラ(ホンダ)が15位に入賞した。

バハティン・ソフォグル(ヤマハ)は16位、マッティア・ラト(ヤマハ)は17位でゴール。ハンネス・スーマー(BMW)は3周目の15コーナーで転倒を喫したが、再スタートし18位でチェッカーを受けた。

ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ)は7番手走行中の9周目の9コーナーで転倒。再スタートしたものの、ピットに戻ってリタイア。

ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ)スタート直後の1コーナーで転倒、チャビ・ビエルへ(ヤマハ)が巻き込まれ、両者リタイアとなった。

ジェイク・ディクソン(ホンダ)はスーパーポールレース、レース2を欠場。

SSPレース2
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース2は気温29度、路面温度48度のドライコンディションの下、15周で争われた。

序盤からロベルト・ガルシア(ヤマハ)、アルベルト・アレナス(ヤマハ)、アルディ・マヘンドラ(ヤマハ)のヤマハ勢がトップ争いを展開。6周目にトップに立ったアレナスがレースの大半をリードするが、追い上げてきたジャウメ・マシア(ドゥカティ)、マッテオ・フェラーリ(ドゥカティ)が終盤にはトップ争いに加わり、アレナスとマシアが接戦のトップ争いを展開。

最終ラップにマシアがアレナスを交わして優勝。アレナスはゴールライン直前までフェラーリにプッシュされるが、振り切って2位に入賞。フェラーリが3位に入賞し、開幕戦以来となるSSP通算2回目の表彰台を獲得した。岡本裕生(ヤマハ)は26位でチェッカーを受けた。

SPBレース2
SPB(スポーツバイク世界選手権)のレース2は気温27度、路面温度45度のドライコンディションの下、11周で争われた。

レースは序盤からマッテオ・バヌッチ(アプリリア)がリードし、終盤には6人前後のライダーが接戦のトップ争いを展開する。ところが最終ラップの14コーナーでバヌッチが接触されて転倒。再スタートはできたものの、優勝争いからは脱落してしまう。

エリア・バルトリーニ(トライアンフ)がトップでチェッカーを受け、アントニオ・トーレス(カワサキ)が2位で続いたが、最終ラップの危険走行によりこの二人がレースタイムに3秒のペナルティを受けた。

この結果、優勝は3位でチェッカーを受けたチャビ・アルティガス(カワサキ)となり、2位にカーター・トンプソン(ヤマハ)、3位にハリソン・デソイ(トライアンフ)が入賞した。

ヤマハR3レース2
ヤマハR3 bLU cRUワールドカップのレース2は気温22度、路面温度33度のドライコンディションの下、9周で争われた。

レースはスタートからチェッカーまで大きな集団でのトップ争いが展開され、髙平理智が最終ラップの1コーナーにトップで飛び込み、最終コーナーまでトップにつけていたが、ゴールライン直前に髙平を交わしたチャーリー・メンデスが優勝し、今シーズン2勝目を記録した。

0秒038差の2位に髙平が続き、ヤマハR3 bLU cRUワールドカップ初表彰台を獲得。3位にエイモン・ボケネグラが入賞した。

ジーン・健人・ターナーは7位、奥貫翔は9位、竹本倫太郎は11位、岡田陽大は12位に入賞した。

SBK第6戦アラゴン SBK レース2 リザルト(18周)

1 ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ) 32分50秒074
2 イケル・レクオナ(ドゥカティ) 0秒786
3 サム・ロウズ(ドゥカティ) 6秒506
4 アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ) 12秒413
5 アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ) 14秒351
6 ギャレット・ガーロフ(カワサキ) 16秒317
7 アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ) 18秒023
8 アルベルト・スーラ(ドゥカティ) 18秒530
9 トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ) 18秒974
10 マイケル・ファン・デル・マーク(BMW) 19秒824
11 タラン・マッケンジー(ドゥカティ) 24秒639
12 レミー・ガードナー(ヤマハ) 25秒864
13 アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) 25秒919
14 ステファノ・マンジ(ヤマハ) 27秒035
15 ソムキャット・チャントラ(ホンダ) 31秒608
16 バハティン・ソフォグル(ヤマハ) 43秒539
17 マッティア・ラト(ヤマハ) 46秒789
18 ハンネス・スーマー(BMW) 1’21秒427
RET ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ) 9周遅れ
RET ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ) 18周遅れ
RET チャビ・ビエルへ(ヤマハ) 18周遅れ