MotoGP第8戦ハンガリーGPが今週末、ハンガリー、中央ヨーロッパ最大の湖、バラトン湖付近にあるバラトンパーク・サーキットで開催される。全長距離4.08km、最大ストレート665m、右コーナー7、左コーナー10。

MotoGPクラスは、前戦、母国イタリアでの感動的な優勝を果たし、ポイントを173に伸ばしたマルコ・ベゼッキ(アプリリア)。ムジェロではスプリント、決勝共に2位に入った2024年王者のホルヘ・マルティン(アプリリア)。イタリアGPスプリントで、チームにとっても初スプリント勝利を遂げたラウル・フェルナンデス(アプリリア)。前戦決勝は、表彰台まで言葉通りのあと一歩、0.034秒だった小椋藍(アプリリア)、自身もチームも好調な様子が伺え、今大会も大きな期待が膨らむ。

ポイントランキングでは3番手、ドゥカティ勢トップのファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)。ムジェロ決勝では、レースの半分ほどをリードした2022年2023年チャンピオンのフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)。ムジェロで約3週間ぶりにケガから復帰、スプリント5位、決勝7位だった昨年王者のマルク・マルケス(ドゥカティ)。フランコ・モルビデリ(ドゥカティ)は昨年、スプリントで表彰台を獲得しているハンガリー。現在3戦連続で決勝トップ10入りしているフェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)。チームメイトのアレックス・マルケス(ドゥカティ)はカタロニアでのケガのため、今大会も欠場する。代役には、WSBK参戦中のイケル・レクオナ(ドゥカティ)が起用される。

現在ランキング4番手、昨年ハンガリー決勝では2位表彰台を獲得しているペドロ・アコスタ(KTM)。チームメイトのブラッド・ビンダー(KTM)は昨年ハンガリー決勝7位に入っている。地元ムジェロのレースは2回の転倒、雪辱を果たしたいエネア・バスティアニーニ(KTM)。マーベリック・ビニャーレス(KTM)も含めた4人のKTM勢にとっては、ムジェロ以上の好機となる可能性がある。

イタリアGPではQ2ダイレクト、マルク・マルケスとの上位バトル、決勝トップ10入りを果たしたルーキーのディオゴ・モレイラ(ホンダ)。昨年のハンガリーでは決勝5位、2025年の自己ベストだったルカ・マリーニ(ホンダ)。今年はタイヤ圧違反で幻となった2位表彰台も経験しているジョアン・ミル(ホンダ)。今大会も、ケガのため欠場するヨハン・ザルコ(ホンダ)の代役として、引き続きカル・クラッチロー(ホンダ)が参戦する。

アレックス・リンス(ヤマハ)が前戦ダイレクトQ2を果たしたヤマハ勢。3戦連続ポイント獲得中のジャック・ミラー(ヤマハ)。MotoGPルーキーのトプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ)は昨年WSBKで連続3戦目のハットトリックを達成しているバラトンパーク。2021年チャンピオンのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)にも、ここでは大きな期待が寄せられる。

Moto2クラスは、マニュエル・ゴンザレス(カレックス)が2戦連続優勝、ポイントリーダーでハンガリーGPを迎える。前戦決勝は悔しい転倒リタイアの佐々木歩夢(カレックス)と古里太陽(カレックス)が、今大会は挽回するに違いない。

Moto3クラスは、ポイントリーダーのマキシモ・キレス(KTM)がムジェロで11位に終わり、2番手アルバロ・カルペ(KTM)との差が52ポイントと縮まった。前戦ダイレクトQ2を果たした山中琉聖(KTM)、ルーキーの三谷然(ホンダ)を含むホンダ勢の活躍も期待したい。

第8戦ハンガリーGPは、今週金曜日、日本時間午後4時(現地時間午前9時)にMoto3クラスフリー走行1で走行が開始される。