SBK(スーパーバイク世界選手権)第7戦エミリア・ロマーニャラウンドは、イタリアのミサノ・インターナショナルサーキット・マルコ・シモンチェリでレース2が開催された。

SBKレース2
SBKのレース2は気温33度、路面温度52度のドライコンディションの下、21周で争われた。

レース2もニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)がリードし、イケル・レクオナ(ドゥカティ)が2番手で追う展開となった。レクオナは4周目までブレガの背後につけていたが、4周目に二人の差が一気に2秒2まで広がると、ブレガがその後も差を広げて周回を重ね、5秒101の大差をつけて優勝。開幕21レース連続ポールtoウインを達成した。

全12戦36レースで争われる今シーズンのSBK。エミリア・ロマーニャラウンドはシーズン後半の最初のレースで残りは5戦。チャンピオンシップ争いはもちろんだが、今シーズンはブレガがどこまで連勝記録を伸ばすのか、前人未到のシーズン完全制覇はあるのかが焦点となってきた。

2位にレクオナが続き、レクオナも第2戦ポルトガル(ポルティマオ)から6戦連続で決勝2位入賞。3位にヤリ・モンテッラ(ドゥカティ)が入賞し、ドゥカティがホームレースの3レース全てで表彰台を独占した。

なお、3番手争いはアクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ)が17周目までリードしドゥカティの表彰台独占を阻止するかと思われていたのだが、バッサーニの転倒でモンテッラが3位に上がることになった。

4位にアレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ)、5位にタラン・マッケンジー(ドゥカティ)、6位にアルベルト・スーラ(ドゥカティ)、7位にアンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)、8位にレミー・ガードナー(ヤマハ)、9位にマイケル・ファン・デル・マーク(BMW)、10位にサム・ロウズ(ドゥカティ)が入賞。

チャビ・ビエルへ(ヤマハ)が11位ギャレット・ガーロフ(カワサキ)が12位ソムキャット・チャントラ(ホンダ)が13位トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ)が14位に入賞。ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ)は3周目の13コーナーでマシントラブルに見舞われストップしたが、再スタートして15位に入賞。、

ステファノ・マンジ(ヤマハ)は1周目に目の前でアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が転倒し、それを避けてコースオフ。最後尾からの追い上げを強いられたが、、16位でチェッカーを受けた。マッティア・ラト(ヤマハ)は17位でゴール。ライアン・ビッカーズ(ホンダ)は18位4周目の14コーナーで転倒、最後尾まで落ちたが再スタートして18位でゴール。

バッサーニは3番手走行中の17周目の8コーナーで転倒、再スタートしたが、ピットに戻ってリタイア。ミゲール・オリベイラ(BMW)は6周を終えてピットに入ってリタイア。バハティン・ソフォグル(ヤマハ)は2周目の13コーナーで転倒リタイア。バウティスタは1周目の8コーナーで転倒しリタイアに終わった。

SSPレース2
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース2は気温34度、路面温度52度のドライコンディションの下、18周で争われた。

2番グリッドからアルベルト・アレナス(ヤマハ)が好スタートでレースをリード。1周目に2番手に約コンマ8秒のリードを取る。8番グリッドから1周目に2番手に浮上したアルディ・マヘンドラ(ヤマハ)がアレナスを追い、5周目にはコンマ2秒差まで迫るが、アレナスもペースを上げ、5周目にファステストラップを記録すると、7周目には一気に約1秒4まで差を広げ、その後もリードを拡大。終盤の15周目には約3秒5のリードを取り、今シーズン3勝目を記録した。

マヘンドラは9周目まで2番手をキープしていたが、追い上げてきたトム・ブース-アモス(トライアンフ)に10周目に交わされて3番手に後退。ブース-アモスとマヘンドラが終盤まで2番手争いを繰り広げるが、ブース-アモスが逃げ切って2位に入賞。マヘンドラが開幕戦オーストラリアのレース2以来の表彰台となる3位に入賞した。

ポールポジションからスタートしたバレンティン・デビス(ZXMOTO)はトップ争いに加わることができず8位でチェッカーを受けたが、最終ラップのトラックリミットオーバーのペナルティで1ポジション降格となり、9位入賞となった。岡本裕生(ヤマハ)は28位でゴールした。

SPBレース2
SPB(スポーツバイク世界選手権)のレース2は気温30度、路面温度51度のドライコンディションの下、12周で争われた。

レースは10人前後のライダーがトップ集団を形成し、接戦のバトルを最終ラップまで展開。最終ラップには3人のライダーがわずかに抜け出し、ダビド・サルバドール(カワサキ)が優勝した。サルバドールは今シーズン2勝目。

0秒039差の2位にカーター・トンプソン(ヤマハ)、トップから0秒148差の3位にフェントン・シーブライト(トライアンフ)が入賞。

FIM WCRレース2
FIM WCR(ウーマンズ・レーシング世界選手権)のレース2は気温28度、路面温度48度のドライコンディションの下、12周で争われた。

3番グリッドからスタートし、1周目からトップに立ったマリア・エレーラ(ヤマハ)と3番グリッドからスタートし、エレーラに続いたビアトリス・ネイラ(ヤマハ)が序盤から3番手以下にリードを取ってトップ争いを展開。

ポイントリーダーのエレーラが終始レースをリードし、0秒075の僅差で今シーズン5勝目を記録。今季初のダブルウインを達成した。2位にネイラが続き、レース1で3位でチェッカーを受けながら、ペナルティで表彰台を逃していたムクラダ・サラプーチ(ヤマハ)が6人による3番手争いを制して、WCR初表彰台となる3位に入賞した。

SBK第7戦エミリア・ロマーニャ SBK レース2 リザルト(21周)

1 ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ) 32分49秒765
2 イケル・レクオナ(ドゥカティ) 5秒101
3 ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ) 14秒016
4 アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ) 15秒959
5 タラン・マッケンジー(ドゥカティ) 18秒733
6 アルベルト・スーラ(ドゥカティ) 20秒258
7 アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) 22秒107
8 レミー・ガードナー(ヤマハ) 22秒886
9 マイケル・ファン・デル・マーク(BMW) 27秒624
10 サム・ロウズ(ドゥカティ) 27秒661
11 チャビ・ビエルへ(ヤマハ) 29秒545
12 ギャレット・ガーロフ(カワサキ) 29秒562
13 ソムキャット・チャントラ(ホンダ) 31秒979
14 トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ) 33秒114
15 ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ) 34秒074
16 ステファノ・マンジ(ヤマハ) 51秒403
17 マッティア・ラト(ヤマハ) 1’01秒535
18 ライアン・ビッカーズ(ホンダ) 1’05秒902
RET アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ) 4周遅れ
RET ミゲール・オリベイラ(BMW) 14周遅れ
RET バハティン・ソフォグル(ヤマハ) 20周遅れ
RET アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ) 21周遅れ