SBK(スーパーバイク世界選手権)第6戦アラゴンラウンドは、スペインのモーターランド・アラゴンで2日目のレース1が開催された。
SBKレース1
SBKのレース1は気温30度、路面温度48度のコンディションの下、18周で争われた。
ポールポジションからスタートしたニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)が1周目からトップに立ち、2番グリッドからスタートしたイケル・レクオナ(ドゥカティ)と後続を引き離して序盤は接戦のトップ争いを繰り広げる。
5周目にレース中のファステストラップを記録したブレガはレクオナとの差を広げ始め、6周目には1秒232差をつける。10周目にはその差が1秒791に広がり、終盤にはその差がわずかに縮まったものの、ブレガが一度もトップの座を譲ることなく18周を走り切り、シーズン16勝目を記録した。
1秒274差の2位でレクオナがゴール。3位にサム・ロウズ(ドゥカティ)が続き、ドゥカティ勢が表彰台を独占した。
単独4位にアレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ)が続き、接戦となった5番手争いをトーマス・ブライドウェル(ドゥカティ)が制し、SBKベストリザルトとなる5位に入賞。僅差の6位にロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ)が入賞した。
3人による接戦の7番手争いを制して7位にヤリ・モンテッラ(ドゥカティ)、8位にアクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ)、9位にギャレット・ガーロフ(カワサキ)が入賞。10位にタラン・マッケンジー(ドゥカティ)が続いた。
マイケル・ファン・デル・マーク(BMW)は11位に入賞。ステファノ・マンジ(ヤマハ)が12位に続いた。
ゴールライン直前まで続いた13番手争いの接戦をチャビ・ビエルへ(ヤマハ)が制して13位に入賞。予選3番手を獲得していたアルベルト・スーラ(ドゥカティ)はFP1でのイエローフラッグ無視のペナルティで最後尾グリッドからのスタートとなり、追い上げて最後までビエルへと接戦を繰り広げ、僅差で14位に入賞。
ソムキャット・チャントラ(ホンダ)は13位でチェッカーを受けたが、レース中に他のライダーに影響を及ぼしたライディングにより2ポジション降格のペナルティを受けて15位入賞。
ケガからの復帰戦となったジェイク・ディクソン(ホンダ)はSBKでの初決勝レースを16位で完走した。レミー・ガードナー(ヤマハ)が17位バハティン・ソフォグル(ヤマハ)が18位マッティア・ラト(ヤマハ)が19位でゴール。
アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)は7周目の14コーナーで転倒を喫しリタイア。アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)は4周を終えてピットに戻りリタイアした。ハンネス・スーマー(BMW)は1周目の14コーナーで転倒リタイア。
SSPレース1
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース1は気温28度、路面温度46度のドライコンディションの下、15周で争われた。
レースの大半をポールポジションからスタートしたアルベルト・アレナス(ヤマハ)がリードするが、5番グリッドからスタートし、5周目に2番手に浮上したアレッサンドロ・ザッコーネ(ドゥカティ)がアレナスの背後につけテールtoノーズのバトルを繰り広げる。最終ラップの1コーナーでザッコーネが前に出るが、アレナスもすぐにトップを奪取する。
しかし、最終ラップのバックストレートでザッコーネがアレナスのスリップから抜け出してトップに立ち、SSP初優勝を達成した。
アレナスはレースの大半をリードしながら、0秒174差の2位。3位に10周目から3番手をキープしていたトム・ブース-アモス(トライアンフ)が入賞した。岡本裕生(ヤマハ)は24位でチェッカーを受けた。
SPBレース1
SPB(スポーツバイク世界選手権)のレース1は11周の予定でスタートが切られたが、5周目に転倒者により赤旗中断。残り5周で再スタートとなり、気温32度、路面温度51度のドライコンディションで争われた。
赤旗中断前のレースでトップを走っていたダビド・サルバドール(カワサキ)が再スタートレースでもトップ集団に加わり、最終ラップに前に出てSPB初優勝を飾った。
0秒046差の2位にチャビ・アルティガス(カワサキ)、2位と0秒015差の3位にフェントン・シーブライト(トライアンフ)が入賞した。
ヤマハR3レース1
ヤマハR3 bLU cRUワールドカップのレース1は気温24度、路面温度36度のドライコンディションの下、9周で争われた。
序盤から終盤まで大きな集団での接戦のトップ争いが展開。最終ラップに入っても12人ほどの大きな集団での接戦となったが、最終ラップのバックストレート手前の15コーナー立ち上がりでトップ集団につけていたエイモン・ボケネグラが転倒。これで赤旗となったが、トップ集団はゴールラインまで走り抜けた。
最終結果は赤旗が掲示された時点での最終コーナー付近のセクター通過順位となり、エマニュエル・パストーレが優勝した。2位にレオナルド・マルケスが続き、ルーキーの岡田陽大がR3ワールドカップ初表彰台となる3位に入賞した。
僅差の4位に髙平理智、5位に竹本倫太郎、9位にジーン・健人・ターナーが入賞。奥貫翔は2周目の4コーナーで転倒リタイアとなった。
SBK第6戦アラゴン SBK決勝レース1 リザルト(18周)
| 1 | ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ) | 32分46秒379 |
| 2 | イケル・レクオナ(ドゥカティ) | 1秒274 |
| 3 | サム・ロウズ(ドゥカティ) | 8秒078 |
| 4 | アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ) | 16秒177 |
| 5 | トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ) | 18秒619 |
| 6 | ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ) | 18秒684 |
| 7 | ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ) | 21秒548 |
| 8 | アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ) | 21秒873 |
| 9 | ギャレット・ガーロフ(カワサキ) | 22秒187 |
| 10 | タラン・マッケンジー(ドゥカティ) | 30秒792 |
| 11 | マイケル・ファン・デル・マーク(BMW) | 34秒069 |
| 12 | ステファノ・マンジ(ヤマハ) | 35秒601 |
| 13 | チャビ・ビエルへ(ヤマハ) | 38秒080 |
| 14 | アルベルト・スーラ(ドゥカティ) | 38秒105 |
| 15 | ソムキャット・チャントラ(ホンダ) | 39秒000 |
| 16 | ジェイク・ディクソン(ホンダ) | 40秒618 |
| 17 | レミー・ガードナー(ヤマハ) | 43秒702 |
| 18 | バハティン・ソフォグル(ヤマハ) | 59秒522 |
| 19 | マッティア・ラト(ヤマハ) | 59秒693 |
| RET | アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) | 12周遅れ |
| RET | アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ) | 15周遅れ |
| RET | ハンネス・スーマー(BMW) |