MotoGP第7戦イタリアMoto3クラス3日目、決勝がイタリア、中部フィレンツェ地方のムジェロ・サーキットで開催された。ルーキーのブライアン・ウリアテ(KTM)が初優勝、山中琉聖(KTM)は16位、三谷然(ホンダ)は22位フィニッシュ。

日本時間午後6時(現地時間午前11時)から17周で開催された決勝は、気温26度、路面温度43度、湿度53%、雲一つない晴れたドライコンディション。昨日、ポールポジションを獲得したダビド・アルマンサ(KTM)は、扁桃腺炎にかかり、今日から欠場することになった。

スターティンググリッドは1ずつ繰り上がった。スタートは、先頭のハキーム・ダニシュ(KTM)がホールショットで15台以上が混戦となり、続いた。2周目に入るときには、ジョエル・ケルソ(ホンダ)がトップに立ち、山中は14番手、三谷は24番手を走行していた。3周目にケイシー・オゴーマン(KTM)が転倒、リタイア。

14番グリッドからのスタートで2周目にはレース最速の1分55秒444をマークしたポイントリーダーのマキシモ・キレス(KTM)は4周目には順位を7番手まで上げてきた。先頭集団はケルソ、ウリアテ、ダニシュ、ダビド・ムニョス(KTM)、アルバロ・カルペ(KTM)、エイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)らが激しく順位を入れ替えながら、混戦を続けた。7周目4コーナーでは、リコ・サルメラ(KTM)が転倒、リタイア。

8周目に入るときには、遂にキレスが先頭に立った。しかし、混戦は続き、9周目には今度はフェルナンデスがトップ。テイルtoノウズ、サイドbyサイドの激しいトップ争いが続く中、折り返して12周目にはエディー・オシェイ(ホンダ)が初めてトップに立つ。フェルナンデス、ケルソが続き、一時はホンダ勢がトップ3だった。

山中はポイント獲得圏内となる15位前後の集団、三谷はその少し後ろに居た。残り2周を迎えて、キレスは2番手まで浮上。虎視眈々とトップを狙っていたが、タイヤが滑り挙動を崩して順位を12番手まで下げた。フェルナンデスがトップで迎えた最終ラップ、ルーキーのウリアテが再びフェルナンデスを捉える。トップ集団の混戦は続く中、マルコ・モレッリ(KTM)は接触で順位を落とした。

最終ラップ、トップを奪ったウリアテはそのまま逃げ切りチェッカー。2位はカルペ、3位ダニシュの順でチェッカーを受けた。ウリアテとカルペのタイム差は0.418秒。カルペとダニシュは0.038秒差だった。トップから10位のヘスス・リオス(ホンダ)までのタイム差は僅かに1秒091。山中は16位、三谷は22位で完走。トップ10にホンダ勢が5台入った。

レース後、珍しくフラストレーションを露わにピットで物に当たっていたキレスは、12位で5ポイントを獲得、総合145ポイントでポイントリーダーをキープしている。2番手はカルペで93ポイント。3番手フェルナンデスが89ポイント。今日、優勝したウリアテが67ポイントで4番手、5番手にヴェダ・プラタマ(ホンダ)が入り66ポイント。山中は総合7ポイントのまま21番手。

レース後、代役参戦でMotoGPクラスに出場しているカル・クラッチロー(ホンダ)が、同じホンダ、同じイギリス人のオシェイの健闘を称える言葉を送っていた。

次戦は来週、第8戦ハンガリーGPが開催される。

2位カルペ、3位ダニシュ、4位フェルナンデスのタイム差は0.064秒だった

 

MotoGP第7戦イタリアMoto3決勝
順位 ライダー 車両 トップ差
1 ブライアン・ウリアテ KTM
2 アルバロ・カルペ KTM 0秒418
3 ハキーム・ダニシュ KTM 0秒456
4 エイドリアン・フェルナンデス ホンダ 0秒482
5 ジョエル・エステバン KTM 0秒842
6 エディー・オシェイ ホンダ 0秒970
7 ダビド・ムニョス KTM 1秒069
8 ヴェダ・プラタマ ホンダ 1秒081
9 ジョエル・ケルソ ホンダ 1秒085
10 ヘスス・リオス ホンダ 1秒091
16 山中琉聖 KTM 5秒565
22 三谷然 ホンダ 26秒357