MotoGP第7戦イタリアGPが今週末、イタリア中北部、トスカーナ地方のムジェロ・サーキットで開催される。全長距離5.25km、最大ストレート1141m、右コーナー9、左コーナー6。

2週間前のスペインGP決勝は2度の赤旗中断、3度の決勝レーススタートだったMotoGPクラス。マルコ・ベゼッキ(アプリリア)が自身とチームの地元へポイントリーダーで凱旋。前回大会前まで1ポイント差だったランキング2番手のチームメイト、ホルヘ・マルティン(アプリリア)とのポイント差を15ポイントに伸ばしている。昨年ムジェロ決勝は共にトップ10入りを果たしたランキング5番手、トップと65ポイント差の小椋藍(アプリリア)と6番手のラウル・フェルナンデス(アプリリア)。今年は、更に上へと期待が膨らむ。

前戦、2023年カタールGP以来の決勝優勝を飾ったファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)はランキング3番手に着け自身チーム共の地元へ凱旋帰国となる。スペインではP.P.獲得、スプリント優勝まであと0.041秒まで迫ったペドロ・アコスタ(KTM)が現在ランキング4番手。

2022年から3年連続ムジェロを制しているフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)。昨年勝者、チームメイトのマルク・マルケス(ドゥカティ)が今大会参戦できるかはまだ分からない。前戦の事故でのケガのため、今大会アレックス・マルケス(ドゥカティ)とヨハン・ザルコ(ホンダ)は欠場。代役についても今は未定となっている。

スペイン決勝ではジョアン・ミル(ホンダ)のタイヤ圧違反により繰り上がり2位表彰台を獲得したフェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)。タイヤ圧違反はあったものの、表彰台を争える速さを披露したミル。前戦決勝は6位で今季自己ベストを記録、イタリアへ戻るルカ・マリーニ(ホンダ)。スペインでは初戦のタイに続き2度目の決勝9位を獲得したブラッド・ビンダー(KTM)。

ランキング12番手のエネア・バスティアニーニ(KTM)、ランキング15番手のフランコ・モルビデリ(ドゥカティ)にとっても、母国のイタリアGP。前戦は母国でカムバック、シーズンベストの決勝11位だったマーベリック・ビニャーレス(KTM)。ルーキーシーズン、自己ベストとなる決勝9位でバルセロナを終えたディオゴ・モレイラ(ホンダ)。

ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)もカタルニアでは決勝、今季自己ベスト5位を獲得した。チームメイトのアレックス・リンス(ヤマハ)は14位2ポイント獲得。ジャック・ミラー(ヤマハ)も2戦連続となるポイント獲得を果たしてムジェロを迎える。ルーキーのトプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ)にとってはMotoGPマシンで初めてのムジェロ・サーキット。

Moto2クラスは、地元スペインで優勝したマニュエル・ゴンザレス(カレックス)が、2番手イザン・グエバラ(ボスコスクーロ)に18.5ポイント差をつけてポイントリーダー。日本では、現在8ポイント18番手の佐々木歩夢(カレックス)、古里太陽(カレックス)の活躍も待ち望まれる。

Moto3クラスでは、ポイントリーダーのマキシモ・キレス(KTM)が開幕6戦で140ポイントを獲得、6戦での史上最高得点を獲得している。山中琉聖(KTM)は現在7ポイント21番手、三谷然(ホンダ)の初ポイント獲得にも期待が募る。

シーズンも約3分の1となる第7戦イタリアGPは今週、金曜日から走行が始まる。今大会はハーレーダビッドソンによるバガーズレースも併催される。